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当直室のコンセント、どこにあるか知ってるか。

たいてい壁の低いところに1〜2口。ベッドから遠い。しかも古い病院だとそもそも数が少ない。スマホを充電しながらKindleも充電したい、でもコードが届かない——そんな「当直コンセント難民」を何年も続けてきた。ベッドサイドに電源を引きたくて延長コードを床に這わせたこともあったが、蹴飛ばすリスクが常につきまとった。

解決したのは、エレコムのクリップ式電源タップ(ECT-1430BK)を買ってからだ。棚の端にクリップで固定したら、ベッドサイドに電源が生えた。それだけで当直の快適度がだいぶ上がった。

この記事でわかること
・クリップ式電源タップが当直室で最強な理由
・雷ガード・ほこりシャッター・スイングプラグの地味だけど重要な話
・当直以外でも使えるシーンと、正直なデメリット

当直室のコンセント事情、リアルに言うとこうだ

消化器内科医として10年近く働いて、いろんな病院の当直室に泊まってきた。新しい建物ならまだマシだが、古い病院の当直室は本当にひどい。

コンセントが壁の低い位置に2口だけ。ベッドから1.5mは離れている。しかも片方はすでに空気清浄機が占領している。残り1口にスマホの充電器を挿すと、それで終わり。

仮眠中にスマホ・Kindle・Anker充電器を同時につなごうとすると、延長コードや床置きタップを使うしかない。ただそれはほこりを吸い、蹴飛ばすリスクがあり、見た目もよくない。

「もっとコンセントを増やしてほしい」という要望は10年言い続けても何も変わらない。だから自分で解決するしかない。

クリップ式にたどり着いた理由

普通の電源タップは持ち歩いていた時期もある。でも床置きには限界があった。

理想は「ベッドの近くに電源を浮かせる」ことだ。ベッドフレームや棚の端に固定できれば、コードも短くて済むし、床がすっきりする。そこで見つけたのがクリップ式だった。

購入から約2年、当直のたびに持ち込んで使い続けている。今では当直バッグの定番になった。実際に使っているのはこれだ。

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ECT-1430BKの機能を一個ずつ正直に評価する

クリップ機能——これが全てだ

本体横についたクリップで棚の端やベッドフレームに固定できる。厚さ約30mmまでの板に対応している。当直室の棚やデスクの天板なら大抵はさめる。

実際につけてみると、棚の端から電源タップがぶら下がる形になる。見た目はちょっと不格好だが、床にケーブルが散らからないのは本当に快適だ。ベッドサイドに電源を持ってこられる距離になった。

クリップの固定力も十分で、タップ本体を引っ張っても落ちない。充電中にケーブルが引っ張られても外れたことはない。

雷ガード——病院こそ必要だと思っている

「雷ガードって必要?」と思う人もいるかもしれない。個人的には病院ほど必要な場所はないと思っている。

病院は大型医療機器が多く動いており、環境によっては電圧変動やノイズの影響を受けることがある。雷ガード付きのタップはバリスタ素子が異常電圧を吸収してくれる。目には見えないが、精密機器を長く使うなら入れておいて損はない。

一般家庭でも、雷が落ちやすい地域や古い電気設備の建物では効果がある。

ほこりシャッター——医師的には地味に気になる

使っていないコンセント口にシャッターがついていて、ほこりや異物の侵入を防ぐ。

床置きタップをしばらく使い続けると、差し込み口にほこりが溜まるのを見たことがある人もいるだろう。医師的な感覚として、院内でほこりの侵入経路を増やしたくないという気持ちがある。些細なことかもしれないが、あるとないとでは気持ちが違う。

スイングプラグ——壁の向きを気にしなくていい

プラグ部分が180度回転するスイングプラグ仕様だ。これが地味に助かる。

病院や古い建物のコンセントは、差し込み口が横向きや斜めになっていることがある。通常のプラグだと差し込みにくかったり、タップ本体が変な方向に飛び出すことがある。スイングプラグなら向きを合わせて回せるので、どこでもすっきり差せる。

コード3m——これくらい余裕がないとストレスになる

3mというのは絶妙な長さだ。1mだとコンセントの近くにしか置けない。2mでも当直室では足りないことがある。3mあれば棚に固定したまま、ベッドサイドまで届く距離感になる。

コード自体はやや太めで取り回しはそこまでよくないが、当直室に置きっぱなしにする前提なら問題ない。

当直以外でも使えるシーン

自宅でも同じ使い方ができる。

寝室のベッドサイド
ベッドフレームやヘッドボードの端にクリップ固定すると、ベッドサイドに電源が増える。スマホ・Kindleの充電が手元でできて、延長コードを床に這わせる必要もなくなる。

デスク周り
天板の端にクリップでつけると、デスク上に電源が増える。モニター台の下に収まりきらない充電器や電源ケーブルの整理に使える。

キッチンカウンター
調理中のスマホ充電や、カウンターに電源が欲しい場面にも使える。ただし水回りには近づけないこと。

正直に言うデメリット

3口では足りないこともある
スマホ・Kindle・Anker充電器の3つを同時に挿すと、それで満口だ。もう一個なにか繋ぎたい場合は別の手段が必要になる。

板が厚すぎるとクリップが届かない
厚さ30mm超の板には固定できない。分厚い棚板には使えないので、事前に計測が必要だ。

見た目はシンプルすぎる
ブラックでスッキリしているが、インテリアとして映えるデザインではない。見せる家電として選ぶなら別の選択肢を探した方がいい。

こんな人に向いている

・当直室・宿直室のコンセント不足を解決したい医療職
・ベッドサイドや作業デスクに電源を浮かせたい人
・延長コードを床に這わせずすっきりさせたい人
・雷ガード付きで精密機器を守りたい人

逆に「4口以上ほしい」「デザインにこだわりたい」という人には向かない。

まとめ

当直室のコンセント難民問題は、クリップ式電源タップ1個でほぼ解決できる。

エレコムECT-1430BKはクリップ固定・雷ガード・ほこりシャッター・スイングプラグ・3mコードという機能が一台に揃っている。派手さはないが、使う場所を選ばない実用性の高さが気に入っている。購入から約2年、当直のたびに持ち込んでいる数少ない「外れなかったグッズ」のひとつだ。

当直グッズに悩んでいる医療職の方にはとくにおすすめしたい。鼻づまりにはブリーズライト、読書にはKindle Paperwhiteと組み合わせると、当直の仮眠環境がだいぶ変わる。

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ABOUT ME
コンビニ医
消化器内科医10年目。内視鏡専門医・大学院生・2児の父。 忙しい勤務医目線で「本当に使えるもの」「本当に正しい医療情報」だけを発信します。