「病院の自販機、Edyしか使えない問題」を名札で解決した話
病院の自販機って、いまだにEdyしか使えないことがある。
PayPayでもSuicaでもなく、Edy。なぜ2026年にEdyだけなのかは謎だが、とにかくそういう現場は存在する。眠気MAXの当直中、コーヒー買おうとしてEdyの残高ゼロで詰む——あの絶望。深夜に両替機を探して廊下をうろつく気力は、もう残っていない。
で、どう解決したかというと。
名札につけた。
それだけで、全部解決した。
院内キャッシュレスの謎仕様、あるある
病院という場所は、外のキャッシュレス事情とはまったく別のルールで動いていることがある。売店はPayPayが使えるのに、同じフロアの自販機はEdy専用。食堂はクレカOKなのに、休憩室の自販機はEdyのみ。
おそらく導入時期の問題で、昔に入れた機器がそのまま残っているんだと思う。更新する予算もタイミングもない、という病院あるあるの文脈で理解はできる。でも使う側としては地味に困る。
白衣のポケットに財布を入れて持ち歩くのも嫌だし、かといってEdy専用カードを別で持つのも管理が面倒。「Edyのためだけに財布を出す」という行為が、じわじわとストレスになっていた。
名札にEdyをつける、という発想
ある日、名札を見て気づいた。どうせ毎日首から下げているんだから、ここにEdyをつければいいんじゃないか、と。
探してみると、ちょうどいいものがあった。コイン型のキーホルダーケースで、中にEdyチップを収納できるタイプ。500円玉サイズで軽く、名札クリップやリールに引っかけやすい——名札運用との相性がいい。
これを名札に取り付けて、中にEdy対応のチップを入れる。以来、院内の自販機で詰んだことは一度もない。
実際の使い心地
使い方はシンプルで、自販機のリーダーに名札ごとタッチするだけ。ポケットに手を入れる動作すらいらない。名札はどうせ首から下がっているので、動作としての負担はほぼゼロだ。
ケース自体はコイン型で薄く、名札に付けても見た目が主張しすぎない。オールブラックのカラーが名札まわりに馴染んでいて、「何かついてる?」と聞かれることはあっても、邪魔だと思ったことはない。
チャージはスマホのEdyアプリから。残高が減ってきたら休憩中に補充できる。自販機の前でチャージを考える必要がなくなったのも地味に快適だ。
一点だけ注意:ICカードの干渉問題
名札には、タイムカード・電子カルテのIDカードなど、複数のICカードが集まりやすい。ここにEdyチップを加えると、カード同士の電波干渉が起きる可能性がある。急いでいるときに反応しないのが一番ストレスになる。
これは以前ノータムの干渉防止カードの記事で書いた話と同じ構造だ。名札まわりにICカードを増やすときは、干渉防止シートを1枚挟んでおくと安心。
こんな人に刺さると思う
- 院内にEdy専用の自販機・売店がある人
- 白衣に財布を入れて歩きたくない人
- 名札まわりをなるべくスッキリさせたい医療職
- 「Edyのためだけに財布を出す」という行為にじわじわストレスを感じている人
医療職以外でも、Edyしか使えない職場や施設があれば同じ発想で使えると思う。ただ正直、一番刺さるのは「わかる」と即反応できる病院スタッフだと思っている。
まとめ
院内のEdy専用自販機問題は、コイン型ケースを名札につけることで完全に解決した。財布を出さず、ポケットを漁らず、名札をタッチするだけ。
ニッチすぎるソリューションだとは思う。でも同じ問題で地味に困っている病院スタッフが、日本のどこかにいると思う。
