病院で働いていると、名札ケースにICカードを何枚も重ねて入れている人、多いんじゃないでしょうか。

うちの病院の場合、配布されるICカードが2種類あります。出退勤を記録するタイムカード用と、電子カルテで処方・指示を承認するためのカード。どちらも毎日何十回も使うものなので、当然ながら名札ケースにまとめて入れていました。

ところが、これが干渉するんです。

かざしてもエラー。向きを変えてもエラー。1枚取り出して再トライしてようやく認証。朝の忙しい時間帯に毎回これをやるのは、地味にストレスでした。

内視鏡医という仕事柄、ICカードをかざす場面がとにかく多い。入室・退室・処方承認・指示出し…1日トータルで数えたら軽く30回以上はかざしているはずです。その度にエラーが出てカードを取り出す作業が積み重なると、さすがに「なんとかしたい」と思うようになりました。

そこで見つけたのが、ノータム 入退室エラー防止カード UNH-103#36(青)です。

ICカードが干渉する理由

ICカードはNFC(近距離無線通信)という技術を使って情報をやり取りしています。リーダーに近づけると電波が発生し、カード内のチップがその電波を受け取って認証する仕組みです。

問題は、2枚以上のICカードを重ねると、どちらのカードも同時に反応してしまうこと。リーダー側は「どっちのカードの信号か」を判断できなくなり、結果としてエラーになります。

これはカードの性能が悪いわけでも、リーダーが壊れているわけでもありません。複数のICカードを重ねて使う限り、構造上どうしても起きてしまう現象です。

ノータム UNH-103#36とは

2枚のICカードの間に挟む、電磁シールドカードです。特殊な素材でできていて、片側のカードからの電波を遮断することで、もう片側のカードだけが認識されるようにしてくれます。

サイズは一般的なICカードとまったく同じ。名札ケースにスッと入ります。厚みも薄く、重ねても不自然にパンパンになる感じはありません。

色は青とピンクの2色展開。今回は青を選びました。ケースの中でどのカードがシールドかひと目でわかるので、地味に便利です。

価格は1,855円(税込)。カード1枚でこの値段は安くはないと思うかもしれませんが、後述する使用感を考えると十分納得できます。

使い方は「挟むだけ」

設定も登録も一切不要です。やることはこれだけ。

  1. 名札ケースを開ける
  2. タイムカードと電子カルテカードの間にUNH-103#36を挟む
  3. ケースを閉める

以上です。所要時間は30秒もかかりません。

注意点としては、シールドカードを挟む向きによってどちらのカードが優先されるかが変わります。タイムカードを外側・電子カルテカードを内側に置いたとき、シールドの向きを間違えると逆側が認識されるケースがあります。初回だけ両面試してみて、正しく読み取れる向きで固定するのがおすすめです。

実際に使ってみた感想

挟んだ翌日から、エラーが出なくなりました。

朝の出勤打刻、内視鏡室の入退室、処方承認、退勤打刻。すべてケースごとかざすだけで一発認証。カードを取り出す作業が完全になくなりました。

使い始めて最初に思ったのが「こんなに快適だったのか」という感覚です。エラーに慣れすぎていて、それが当たり前になっていたんだと気づきました。

厚みについては、ほぼ気になりません。名札ケースに3枚入っている状態ですが、見た目も使い勝手もほぼ変わらず。ケースのフタがちゃんと閉まります。

1,855円という価格も、毎日のストレスが消えることを考えたら余裕で元が取れます。1日1回エラーが出るとして年間365回。それが消えるなら、1回あたり5円の投資です。

こんな人に届けたい

病院スタッフに限らず、ICカードを複数枚持ち歩く職種なら全員に刺さる話だと思います。

  • タイムカードと入退室カードが別々になっている職場の人
  • 社員証とセキュリティカードを名札ケースにまとめている人
  • Suicaと社員証を重ねて改札でエラーを出している人
  • カードを毎回取り出すのが面倒だと思っている人

周りのスタッフに話したら、「それ私もやってる」「知らなかった」という反応が多かったです。解決策があることを知らないまま、延々とエラーに付き合っている人が多いんだと改めて感じました。

まとめ

ICカードの干渉エラーは、道具で解決できます。

設定不要・挟むだけ・翌日からストレスゼロ。1,855円で毎日の地味なストレスが消えるなら、買わない理由がない一品でした。同じ悩みを抱えている病院スタッフや会社員に、ぜひ試してほしいです。

ノータム 入退室エラー防止カード UNH-103#36 をAmazonで見る

ABOUT ME
コンビニ医
消化器内科医10年目。内視鏡専門医・大学院生・2児の父。 忙しい勤務医目線で「本当に使えるもの」「本当に正しい医療情報」だけを発信します。