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外勤先や当直室、あるいは自宅の作業机で、ノートパソコン1画面だけだと手狭に感じることがある。論文のPDFを見ながら別の資料を開く、という作業がとにかくやりにくい。そこで「持ち運べるサブモニター」を導入しようとしたのだが、最初の1台でいきなりつまずいた。今日は、モバイルモニター選びで自分がやらかした失敗と、最終的にサンワサプライのDP-09に落ち着いた正直な理由を書く。

この記事でわかること
・格安モバイルモニターで実際に起きた初期不良のこと
・サンワサプライ DP-09を選び直した理由と使用感
・買う前に知っておきたい注意点

1台目は、画面がつかなかった

正直に書くと、最初に買ったのはサンワではなく、別の格安モバイルモニターだった。ところが届いて接続してみると、そもそも画面がまったく映らない。いわゆる初期不良だ。結局それは返品したのだが、この経験でひとつ学んだことがある。モバイルモニターのような製品は、届いたその日にすぐ接続して動作を確認すること。返品・交換には期限があるので、箱を開けずに放置していると、不良に気づいたときには手遅れになりかねない。

今回はたまたま自分が初期不良に当たっただけで、格安モデルすべてが不良というわけではない。ただ、購入直後にすぐ動作確認することの大切さは、身をもって実感した。そこで2台目は、多少値が張っても、サポート体制などを自分で確認できるメーカーから選ぼうと考えた。

買い直したサンワサプライ DP-09

買い直したのが、サンワサプライのモバイルモニター DP-09(14インチ)だ。こちらは接続してすぐ問題なく表示され、まず「ちゃんと映る」という当たり前のことに安心した。前回があっただけに、この安心感は大きい。

使い勝手でありがたいのは、USB Type-Cケーブル1本でつなげる点だ。対応するノートパソコンなら、映像も給電もこれ1本で済むので、荷物も配線もすっきりする。充電まわりを軽くしたい話を以前書いたが、モニターも同じで、ケーブルが少ないほど持ち運びは楽になる。14インチというサイズは、ノートパソコンの横に並べても大げさにならず、外勤先のデスクにもぎりぎり収まる。ノートの画面と合わせて2画面になり、自分の作業では資料の見比べがしやすくなった。

夜、家族が寝たあとに机に向かう時間をモニターライトで整えた話を書いたが、今回のサブモニターはその「作業環境シリーズ」の続きのようなものだ。光の次は、画面の広さ。細切れ時間で作業する自分には、この組み合わせが相性よく感じられた。

正直に言うと気になった点

デメリットも書いておく。まず、14インチというサイズは携帯性とのトレードオフで、「大画面でがっつり」という用途には物足りない。据え置きで広い画面がほしいなら、素直に大きめの外部モニターのほうがいい。あくまで「持ち運べるサブ」という位置づけだ。また、接続するパソコンやケーブルの対応状況によっては、USB Type-C1本で給電が足りず別途電源が必要になる場合もある。自分の機器で1本運用ができるかは、購入前にメーカー仕様で確認しておくと安心だ。スタンドや角度調整の使い勝手も、置く環境によって好みが分かれるところだと思う。価格や在庫は変動するので、購入前にAmazonのリンク先で確認してほしい。

どんな人に向いているか

外勤・出張・当直など、場所を変えて作業することが多い人には、持ち運べる2画面は素直に効く。持ち歩きガジェットをまとめた記事でも書いたが、外での作業効率は道具でかなり変わる。逆に、いつも同じ机で作業するだけなら、無理にモバイルタイプを選ばず据え置きの大画面のほうが快適だ。そして何より——安さだけで飛びつかず、届いたらすぐ動作確認を。これは1台目を無駄にした自分からの、いちばん実感のこもった助言だ。自分の場合は、買い直したサンワのDP-09が問題なく動作し、結果的に満足している。メーカーやサポートの条件は各自で確認したうえで選ぶのがよいと思う。

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コンビニ医
消化器内科医2桁年目。胃腸・内視鏡・当直の話から、家事・時短・車・投資まで。忙しい人の暮らしを少しラクにする情報をゆるく発信。