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臨床・大学院・育児を掛け持ちしていると、まとまった作業時間は結局「子どもが寝たあと」しか残らない。だが部屋の照明を煌々とつければ子どもが起きる。かといって暗いままだと論文のPDFも資料もすぐ目に負担がかかる。この矛盾を何年も放置していたが、モニターに掛けるだけのライトひとつで、その悩みがかなり改善した。

この記事でわかること
・夜間の自宅作業で照明に悩んでいた具体的な理由
・BenQ ScreenBar Proを使ってどう変わったか
・買う前に知っておいたほうがいいデメリット

夜、机に向かうたびに悩んでいたこと

大学院に進んでから、作業時間の大半は子どもが寝たあとの数時間に集約されるようになった。困ったのは照明だ。部屋の天井照明をつけると光が寝室にまで漏れて子どもが起きる。かといって手元だけのデスクライトでは、画面と手元の明るさの差がきつくて目に負担を感じやすかった。結局、薄暗いままノートPCの画面だけを見つめて作業する日が続いていた。

モニターに掛けるだけ、という発想

BenQ ScreenBar Proは、デスクの上に置くのではなく、モニターの上端に引っ掛けて使うタイプのライトだ。光は下向き、つまり自分の手元とデスク面だけを照らし、天井や壁には広がらない。これが自分の環境では想像以上に使いやすかった。部屋全体は薄暗いままなのに、机の上だけがちょうどいい明るさになる。省スペースなのもよく、スタンドライトのように置き場所を悩む必要がない。

使ってみてよかった点

いちばん実感したのは、高演色LEDによる資料の見やすさだ。論文の紙資料やPDFの色味が自然に見え、色が転んだ状態で長時間見続けるストレスが軽減されたと感じた。あわせて、内蔵センサーが画面の明るさと周囲の明るさを検知して自動で光量を調整してくれるので、「毎回スマホで明るさをいじる」手間がない。ライトの点灯・消灯もタッチ操作ひとつで済み、寝る前にサッと消せるのも地味にありがたい。

広範囲照明のモデルなので、モニター横に広げた紙の資料や子どものプリントまで自然にカバーしてくれる範囲の広さも実用的だった。メーカー仕様では湾曲モニター・ワイドモニターにも対応するとされており、うちのワイドモニターでも問題なく装着できた。

正直に言うと気になった点

モニターの厚みや形状によっては、装着時にクランプの当たり方を微調整する必要があった。分厚いモニターや特殊な形状のものだと、説明書通りにいかない場合もあるかもしれない。あとはUSB電源が別途必要になる点で、当直室のコンセント記事でも書いたが、机まわりの電源事情によっては電源タップとの併用を考えたほうがいいケースもある。執筆時点の価格情報は変動するため、購入前にAmazonのリンク先で確認してほしい。

どんな人に向いているか

家族が寝たあとに机に向かう時間がある人、在宅勤務や当直明けの自宅作業で照明に妥協していた人には特に刺さると思う。夜の読書環境をKindle Paperwhiteの記事で書いたが、あれが「読む」ための光の工夫だとすれば、今回のScreenBar Proは「書く・調べる」ための光の工夫だ。夜にしか自分の時間が取れない生活を送っている人には、試してみる価値があるアイテムだった。

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コンビニ医
消化器内科医2桁年目。胃腸・内視鏡・当直の話から、家事・時短・車・投資まで。忙しい人の暮らしを少しラクにする情報をゆるく発信。