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作業環境を整えていくうちに、机の上がだんだん埋まってきた。ノートパソコン、モバイルモニター、スタンドに立てたiPad——それぞれは必要なものなのだが、気づけば飲み物を置く場所がない。仕方なく資料の横に置いて、そのたびに「これ倒したら終わるな」と思っていた。今回はその状況を、デスクに掛けるドリンクホルダーとフタ付きのタンブラーで解決した話を書く。

この記事でわかること
・机が狭いときの飲み物の置き場所の作り方
・デスクに掛けるドリンクホルダーの使用感
・フタ付きタンブラーと組み合わせる理由

机が埋まると、最後に困るのは飲み物だった

これまで、夜の作業環境をモニターライトで整え、外でも作業できるようにモバイルモニターを足し、資料を見るためにiPadを立てるスタンドを置いてきた。作業自体はやりやすくなったのだが、そのぶん机の面積は確実に減っていく。

そして残ったのが飲み物だ。コップを置ける平らな場所がなく、書類の上や機材のすぐ横に置くことになる。倒せば書類は濡れるし、機材にかかれば被害はもっと大きい。実際にこぼしたことはないが、「いつかやりそう」という緊張感がずっとあった。集中したいときに、この小さな気がかりは地味に邪魔になる。

机の”外”に置き場所を作る

解決策として選んだのが、サンワサプライのドリンクホルダー付きバッグハンガー(PDA-STN76BK)だ。名前の通り、デスクの天板に引っ掛けて使うタイプで、バッグを掛けられるフックにドリンクホルダーが付いている。

発想としてシンプルで気に入ったのが、机の上を広げるのではなく、机の外に置き場所を作るという点だ。天板の縁に掛けるので、作業スペースは1ミリも減らない。それでいて、手を伸ばせば届く位置に飲み物がある。カフェのテーブルでバッグを掛けるフックと同じ仕組みだと思えば分かりやすい。

取り付けは掛けるだけで、工具もいらない。位置を変えたければ掛け直すだけなので、その日の作業内容に合わせて左右どちらにも移せる。バッグを掛けるフックとしても使えるので、荷物を床に置きたくないときにも役立っている。

フタ付きを選んだ理由

あわせて、タンブラーもサーモスの真空断熱タンブラー(JDP-501・500ml・フタ付き)に変えた。以前家族の分をまとめて買ったサーモスのタンブラーは今も食卓で使っているが、机で使うぶんについては、あえてフタ付きを選び直した。

理由は二つある。ひとつはこぼれにくさだ。ホルダーに入れているとはいえ、腕が当たる可能性はゼロではない。フタがあることで、傾いた際の液体の流出を抑えやすい。二重の保険をかけている感覚だ。

もうひとつはホコリと温度だ。作業中は飲み物を長時間置きっぱなしにすることが多い。フタがあれば中に何か落ちる心配が減るし、真空断熱構造のため、一般的なコップより温度が保たれやすい。夜中に淹れたコーヒーが、しばらく経ってもぬるくなりきっていないのは素直にありがたい。500mlという容量も、何度も注ぎに立たなくて済むちょうどいいサイズだった。

狭い机の「飲み物の置き場所がない」を解決する 起きていた問題 PC・モニター・タブレットで天板が埋まる → 飲み物を書類や機材の横に置く → 倒したら大惨事 ① 机の外に置き場所を作る ・天板の縁に掛けるだけ(工具不要) ・作業スペースは減らない ・バッグ掛けとしても使える ② フタ付きで二重の保険 ・傾いたときの流出を抑えやすい ・ホコリが入りにくい ・真空断熱で温度が保たれやすい 買う前に確認したいこと 机の天板の厚み・縁の形状に対応しているか(引き出しや幕板があると掛けられない場合がある)

正直に言うと気になった点

デメリットも書いておく。まず、掛けられる机かどうかは事前に確認したほうがいい。天板の厚みや縁の形状によっては、うまく掛からないことがある。天板の下に引き出しや幕板がある机だと、掛ける場所が限られる場合もあるので、対応する天板の厚みはメーカーの仕様を確認してほしい。

また、机の縁より外側に飲み物が出る構造なので、立ち上がるときに膝や腕を当てないよう、掛ける位置は少し考える必要がある。自分は普段あまり動かさない側に掛けることで落ち着いた。中身が重い状態でどこまで安定するかも、使いながら感覚をつかむ部分がある。

タンブラー側については、フタ付きなので当然パーツが増える。洗う手間はフタなしより少しかかる。ここは「こぼしにくさ・冷めにくさ」との引き換えだと割り切っている。価格や在庫、対応する天板の厚みなどの仕様は変わることがあるので、購入前にAmazonのリンク先で確認してほしい。

どんな人に向いているか

机の上に機材が多く、飲み物の置き場所に困っている人には素直に向いていると思う。特に、パソコンやモニターなど濡らしたら困るものが並んでいる机ほど、置き場所を机の外に移す意味は大きい。学習机で勉強する子どもにも応用できそうだと感じている。

逆に、机が十分に広くて余白がある人や、天板の形状的に掛けられない机を使っている人には向かない。その場合は素直にコースターやトレーで対応したほうが早い。

照明、画面、iPadの置き場所と整えてきて、最後に残っていたのが飲み物だった。細かい話だが、「倒したらどうしよう」という気がかりが消えたことが、思っていたより効いている。作業環境を整えるというのは、こういう小さな引っかかりを一つずつ消していく作業なのだと思う。

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コンビニ医
消化器内科医2桁年目。胃腸・内視鏡・当直の話から、家事・時短・車・投資まで。忙しい人の暮らしを少しラクにする情報をゆるく発信。